ホームページが見やすくなりました
全国には、7つの地方厚生(支)局があります。
厚生(支)局とは、厚生労働省の地方支分部局のことです。
厚生労働省の発足とともに、従来の地方医務局と地区麻薬取締官事務所を統合し設置されました。
それぞれの管轄は下記の通りです。
名称 | 位置 | 管轄区域 |
---|---|---|
北海道厚生局 | 札幌市 | 北海道 |
東北厚生局 | 仙台市 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県 |
関東信越厚生局 | さいたま市 | 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都 神奈川県、新潟県、山梨県、長野県 |
東海北陸厚生局 | 名古屋市 | 富山県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 |
近畿厚生局 | 大阪市 | 福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県 和歌山県 |
中国四国厚生局 | 広島市 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県 香川県、愛媛県、高知県 |
九州厚生局 | 福岡市 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県 鹿児島県、沖縄県 |
※ より詳しい情報は、各厚生(支)局のホームページをご覧下さい。
主に、麻薬・向精神薬の取り締まり、特定機能病院への立入検査、社会福祉法人への指導監査などの業務を行っていますが、その業務の中に柔道整復師に関する業務も含まれています。
これは、これまで社会保険事務局において実施されてきた保険医療機関・保険薬局・柔道整復師に対する指導監査等の事務が、平成20年10月よりそれぞれの厚生(支)局に移管され実施されているためです。
その厚生(支)局のホームページが一新され、以前よりも見やすくなりました。
ん?何やら様子がおかしい・・・
ホームページが見やすいことは、閲覧者としてとても助かります。
いつものように柔道整復師に関する資料を検索していたですが・・・
とあるページで驚愕しました。
各厚生(支)局のホームページには「柔道整復師の施術に係る療養費が不正に請求された場合の取扱いについて」という柔道整復師の療養費請求内容に不正又は著しい不当が認められた場合に中止(中止相当)措置とした柔道整復師を公表しているページがあるのですが、その中で近畿厚生局は「直近の事案」として専用のページが用意されていたのです。
クリックすると拡大します。
※ 個人の情報を考慮して、モザイク処置をしています。
見やすい・・・
というかあまりにも見やすくなっていて、同じ柔道整復師としては複雑な心境です。
他の厚生(支)局は、以前と同様にPDFファイルをリンク先として公開しています。
クリックすると拡大します。
比べてみてみますと、公開方法が異なることが分かるかと思います。
気を引き締めなければなりません
過ちを犯したわけですから、これら公表された柔道整復師を擁護するつもりはありませんが、近畿圏に関しては療養費検討委員会でも主軸として議論されるほど全国から注視されている地域です。
近畿圏の動向は、今後の柔道整復師の療養費制度に関して大きく影響するといっても大げさではありません。
私自身も関西の柔道整復師の一人として、業界の悪い印象を払拭できるよう活動して参りたいと思います。